ひょうごの木×KOBE FARMERS MARKET Vol.04　

「森林」と私たちの「食」とのつながりを考える
木と食の循環を考えるスペシャルマーケットを開催

神戸市内の農家や漁師と共に協力して開催するEAT LOCAL KOBE FARMERS MARKET実行委員会主催の「KOBE FARMERS MARKET」とコラボし、５月から「木と食の循環を考えるマーケット」を開催しています。
今回は、10月25日に開催した年に１度のスペシャルマーケットについてレポートします。
県産木材「ひょうごの木」を使った木製品をひょうご木製品マイスターが販売し、間伐材のお盆とお箸で食事を提供することに加え、木と循環について、木を活かす活動をされている方々からお話をお聞きするラジオイベントや、砂浜の上でクッブや木材を活用したアクティビティ体験を「ひょうごの木」Creation Baseプロデュースのもと行いました。

《About》
■日時：令和７年10月25日（土曜日）10時00分～15時00分
■場所：須磨海岸（神戸市須磨区、JR須磨駅南側すぐ）

《Topics》
■SHARE WOODs（神戸市兵庫区）
10月25日のおススメ商品
その１　端材とタンコロ祭り！
その２　ときどき木のたまご！

■木工房 円司（姫路市）
10月25日のおススメ商品
その１　ホオの木の円卓とスツール
直径60cm、高さ70cmの円卓、座面を凹ませた座りやすいスツール、どんな場所に置いても安定する三本足のスツールです。樹種は、普段見かけることの少ない個性的な色合いのホオの木です。
その２　ケヤキの一輪挿し～ガラスの試験管付き～
日々の暮らしに癒しを届けてくれる曲線がやさしい一輪挿しです。樹種は木目も色合いも美しいケヤキです。

■株式会社宮下木材（加東市）
10月25日のおススメ商品
その１　木をはろう
製材した板材に、レーザーで切り抜いた文字やモチーフを貼り合わせてつくる木のサイン。木の質感を生かして“貼るだけでできる”オリジナル作品。サイズもデザインも自由に制作可能。
その２　コナラのサイン
どんぐりの木として親しまれる「コナラ」でつくる、あたたかい雰囲気の木製サイン、名前やメッセージ、店舗ロゴなども自由に入れられます。オーダーメイドでかわいい看板つくりませんか？

■有限会社ハヤシ工務店（姫路市）
10月25日のおススメ商品
その１　入木剤（桧と楠）
石鹸サイズの浴槽香りのもと。手に取ってみてください。
その２　木のお皿
全て木の持つ天然色のお皿です。スイーツ、サラダ、お刺身、ローストビーフ、さて今夜はどんな食材で食卓を彩りますか？

■valtaku wood craft（丹波篠山市）
10月25日のおススメ商品
その１　クリ、トチの一輪挿し
栗や栃の美しい木肌を楽しめる一輪挿しです。
その２　ヒノキのキーホルダー
里山の生き物を模したヒノキのキーホルダーです。
※両方とも木肌が楽しめるよう蜜蝋オイル、柿渋染め、鉄媒染液染めで仕上げています。

■「ひょうごの木」のお盆とお箸で食事の提供
北の椅子と（兵庫区）とjinan（灘区）にご協力いただき、注文された方に「ひょうごの木」の間伐材で作られたお盆とお箸で食事をご提供しました。お盆はスギ、ヒノキ、ケヤキ、クスノキ、コナラ、カシの６種類あります。樹種によって木目や硬さが違うので、お盆の手触りや香りの違いなどを感じてもらえたら幸いです。

■クッブミニ体験会
クッブとはスウェーデン発祥の木製の用具を使ったチーム対戦型のスポーツで、“カストピンナ”と呼ばれる丸棒を投げ、角材の“クッブ”を倒します。当日は県産ヒノキを使ったクッブの体験会に小さいお子さんから海外の方まで幅広くご参加いただき、参加された方からは「面白かった！」「ヒノキの良い香りがして音も良い！」との感想をいただきました！

《Interview》
今回は７組の方にご協力いただきました。

１）「木のピアスをこれから買う予定。木の香りがするからおススメ。」と50代女性。
２）「ドキドキする木のジェンガで遊びました！木の種類が違うと重さが違うのにビックリし　　　た！」と高槻市から来た親子。
３）「モルックの戦略とは違ってとても楽しい。奥深い。」と初めてクッブを体験した２人。
４）「クッブ面白い！こんなスポーツがあると知らなかった！」と毎週マーケットに来ている親子。
５）「子供が楽しそうに遊ぶので、木製パズルのイベントによく行きます。」と近所に住む親子。
６）「いろんなものが一気に見られて楽しい。」と木の小物が家にもある30代女性。
７）「クッブで遊んでいる人が楽しそうだったので、体験したくなりました！」と40代女性。

次回は、秋のマーケットをレポートします。